うつ病(鬱)にはこの運動

ハート型のSOS ライフケアサポート部門コラム

うつ病(うつ症状)

さて、身近な人がうつ病やうつ症状を発症したらどうしますか?

発症した本人だけでなく、周りの人も心配になりますよね?

そんなときに何か効果的なものはないかと調べてしまいます。

そこで今回は運動での対処方法をお伝えします。

注意:本人の意思が重要なので、無理やり行わせると逆効果になることもあります

うつ病(鬱)に効く運動

ウォーキング

まずは始めやすい順にウォーキングからです。

ウォーキングは着替えたら靴を履いて外に出るだけで始められます。

なので、一番始めやすい運動と言えるでしょう。

その人の体調や心の状態次第ですが、まずは外に出て日を浴びることが大切です。

外に出ることすら億劫なときは、自分の家の周りをひと区画ひと回りするだけでもOK。それくらいの軽い気持ちで始めましょう。

できるなら30分~1時間ほど、少し長めに歩ける人は何か対象を決めると良いです。

これは歩く時間を決めるのではなく、楽しみを見つけて歩くと言うことです。

例えば、場所で言うなら川沿いの道を歩くや公園巡り、アップダウンのある坂を歩いたり、木の多いウォーキングコースやハイキングコースなど。

自然の力や目を楽しませるつもりで歩くと体も心も軽くなります。市街地を歩いてお店を眺めたりするのも良いです。

後は、目的としてランチやティータイムを楽しむのもOK。少し歩いてお腹を空かしたり、飲み物が欲しくなったときにどこかお店に入るのも良いし、自販機で飲み物を買って公園のベンチで一休みなんて楽しみ方も良いです。

ジョギング

ウォーキングから一歩進んでジョギングもお勧めです。

ただし、元々運動に苦手意識がある人は無理して走る必要はありません。少し小走り程度でも良いし、早歩きくらいの間隔でも良いです。

ランニングレベルを要求されているわけではないので、ジョギングより少し遅いくらいで充分です。

なぜウォーキングから一歩進める必要があるかと言うと呼吸です。

症状が良くないときは呼吸が浅く、そして速くなりがちです。腹式呼吸を意識して行うのはなかなか難しいものです。

脱力して腹式呼吸が意識的にできる人は良いのですが、分かっていてもできずに知らず知らずのうちに浅い呼吸を繰り返してしまいます。

少し早歩きくらいのペースで歩くと自然と息を吸い込むようになります。浅い呼吸では追いつかないからです。ジョギングより少し遅いくらいのペースの早歩きができると呼吸が整ってくるので試してみてはいかがでしょう。

ただし、外に出るのも辛い、ウォーキングすら辛い人は無理に始めなくて大丈夫です。段階を踏んで少しずつ体を慣らしていきましょう。

サイクリング

自転車に乗るとウォーキングやジョギングより遠くへ行けます。

そして、サイクリングはウォーキングより運動負荷が高く、ジョギングより苦しくないのがお勧めポイントです。

ただし、自転車に乗るのが億劫になったり、面倒に感じて始めにくいと言う問題もあります。

ウォーキングは自分のペースで行えますが、サイクリングはある程度のペースで進まないとふらつくので、ちょっと始めるのにハードルが上がります。

逆にサイクリングができると回復期に入ったと思えるので、気持ちの面でもプラスになります。

長い距離を進める半面、目的場所やコースを決めておかないとどこに進んで良いか分からずに戻ってきてしまいがちにもなるので、ひとりで行わずに誰かと一緒にできると心強いしうまくいきやすいです。

まとめ

心が疲れてしまっているときは、カーテンを開けて日差しを浴びることすら苦しいこともあります。

カーテンを開けるのも、一歩外へ踏み出すのも本人の意思が必要です。

ウォーキング、ジョギング、サイクリング、スイミング、ハイキングなど健康に良い運動はいくつかありますが、その中で始めやすい負荷が低い、運動以外にも他に楽しみを見つけやすいなど、いろんな要素を踏まえて、ちょっとやってみようと思えるものから始めてみませんか?

もし、運動よりも話を聞いてほしいやメンタルサポートが必要なときはSGYライフ&ホームでもお悩みをお聞きしていますので、ご相談ください。

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