退職代行サービスは是か非か

退職代行サービス ライフケアサポート部門コラム

4月は書き入れ時

退職代行サービスと言う業務が世に出始めて何年も経ちましたが、4月の風物詩にもなりつつあります。

ちょうどGW(ゴールデンウイーク)に入り、このGW明けくらいまでで退職代行サービスのピークが抜けるころなのですかね?

新入社員が入社して初日で辞めるなんてニュースはほとんど毎年のことだし、今や入社前に見切りをつけることも多々あります。

それだけ社員側が企業側を精査していると言うことでしょうか。

石の上にも3年と言う諺がありますが、ブラック企業に3年我慢する必要が必ずしもあるわけではなく、3年我慢して心と体を壊したら元も子もありません。そして、耐えた年月が経験になれば良いですが、次への準備や人生の残り時間を費やしただけになってしまってはもったいないです。

退職代行サービスは是か非か

早期退職は是か非か

退職代行サービスの前に早期退職が是か非かを考えてみましょう。

まず、新卒であれ、中途採用であれ、新天地は緊張とストレスがあるものです。慣れるまでに時間がかかります。これはそういうものだし、そもそも新卒はともかく何もかも教えてもらえるわけではないと言うことです。

自分で考えて気づかないといけないこともあるし、言われたことだけやってそれ以外はフリーズしているわけにはいかないのです。

ただ、パワハラなどのハラスメント、明らかに説明不足で何をして良いか分からない、聞く相手がいないなど企業側に問題がある場合はこの限りではありません。

そもそも企業が組織化されていなくて個人のマンパワーに頼って運営されていると入ってきた人には辛い環境の場合もあります。

給与や休日、仕事内容の齟齬など入社してすぐだと最初に信頼をなくすので安心して働けないと言うこともあります。給与、休日が明らかに違っていたらなかったことにして転職するのも必要なこともあります。

たまに、あまりに早期(数日から数か月)に退職すると経歴に傷がつくなどと言う人がいますがそんなことはほぼないです。要は、我慢が足りない、ストレス耐性がない、長続きしないなら雇いたくないと言う評価につながると言うことでしょう。

残念ながら日本にはブラック企業がまだまだたくさんあります。退職した理由が明確で明らかに企業側に問題があれば転職時に不利になることは少ないです。

また、入社したら給与が違っていたから早期退職したとしましょう。次に同じような会社の採用面接を受けてしまったら落ちるかもしれません。でも、それで良いのです。給与を良く見せて採用を確保しようとするところが信頼できないから辞めたのに、同じく給与を良く見せることで採用を確保しようとするところから不採用ならそれでうまくいっていると言うことです。

転職で必要なスキルは何ができるかと、何をしてきたか、それを言葉や技術で表現できるかの3点です。これがきっちりできれば早期退職したくらいでは影響を受けないのです。

退職代行サービスは是か非か

これは是か非か以上にもったいないです。

なぜかと言うと、退職代行サービスを利用しなくても退職届を送れば退職できるからです。

採用された時点で連絡先などの個人情報は企業に渡っているので、個人情報が洩れると言うことではないですし、自分で話すのが苦痛だと思うなら連絡を無視すれば良いです。

退職代行サービスが間に入ることで、対応しなくて良いと思うかもしれませんが、退職代行サービスだって企業に対して対応をするわけではないです。直接連絡がくる可能性が下がるだけで、退職代行サービスを利用しても連絡は来ますよ。企業側から退職者に連絡を取っていけないわけではないし、手続き上必要なこともあるし。

退職代行サービスを使わずに、退職願に添えて、直接電話などの話し合いには応じないこと、手続きなど必要なことはメールや書面の郵送で行いたい旨を書面に書いて一緒に送れば同じなので、そういった方法もあります。

ただ、自分で直接対応するストレスを避けたいのであれば仕方がないですが。

就職、転職、職場の人間関係、スキルアップなど悩みはSGYライフ&ホームへご相談ください。

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