2024年 どうなる?富士登山

富士山 小学生チャレンジプログラム

2024年の小学生チャレンジプログラムは?

7月1日には琵琶湖の日

7月1日に富士山(山梨県側)の開山 7月10日富士山(静岡県側)の開山

昨年に好評だったビワイチと富士登山ですが今年は富士登山のルールが一変し、どうしようか迷っています。

開山してからの状況を見ながら行くかどうか、行くならいつ行くかも考えようと思います。

ビワイチは練習日が雨で延期してしまったので、7月から8月に練習日程を組みなおしてから企画します。

2024年の富士登山

新ルール

富士吉田ルート(山梨県側)

・午後4時(16時)~翌午前3時まで5合目のゲートを閉鎖

・登山者の上限1日4000人(内訳?予約3000人で当日1000人)

・通行予約

上の3つのルールは山小屋宿泊者には適用しない

・通行料2000円の義務化

今までは任意協力金1000円でしたが、通行料2000円が義務化されます。2000円だけ支払うか、任意の1000円も含めて3000円払うかです。

通行予約で事前決済できますが、自己都合によるキャンセルは返金なし。

富士宮・須走・御殿場ルート(静岡県側)

・事前登録システム (← 登山届とは別に)

・富士登山のルール・マナーの事前学習

どちらも任意です。

ルール化による懸念

まず、山梨県側では任意協力金を支払わないケースが増える気がします。私はどの山でも協力金は支払ってきましたが、2000円の義務化があるので、さらに1000円余分に払うかと言ったら払わないです。静岡県側では協力金は払います。

これはどのように広まるかで、協力金は義務ではないを大きく宣伝してしまうと静岡県側でも支払わない人が増えるのでは?と思ってしまいます。

次に富士吉田ルート(山梨県側)から富士宮ルートに人が流れる可能性があります。登山料2000円の義務化や人数の上限、通行予約など富士吉田から溢れた人が静岡県側に流れることは予測できます。

ただ、ちゃんと調べれば須走でもかなり厳しいルートなので経験のない人や普段登山をしない人が須走ルートや御殿場ルートに流れるとは考えにくいです。

富士宮ルートは登りと下りが同じルートなのでここが混雑すると危険だろうなと感じています。

また、うっかり登山未経験で須走ルートや御殿場ルートに行くと後悔しますよ。

閉山時期の登山が増える

ここまでルール化されてしまうと、開山時期に登るより閉山してから登った方が気楽に感じます。

ちなみに、閉山期に登ることは禁止ではないし、ガイドラインにも書いてあります。何より私はほとんど閉山期にしか登ったことがありません。開山期は人が多くて登りにくいので閉山したすぐの天気の良い日を選んで登っています。トイレが開いていないこと以外は経験者ならそこまで困ることないので。

登山が趣味の人は良いですが、普段は山に登らないのに閉山期に富士登山するとリスクは増えます。山小屋が閉まっているので休憩できないことや、食料や緊急用の道具など一式背負って登ることになるので、未経験者はやめた方が良いです。

最後に、富士吉田ルートで強行登山が増えると懸念しています。

何のことかと言うと、まず予約が取りにくいやキャンセルで返金されないとなると、少しくらい無理しても登りたくなる(撤退を決断しづらくなる)と言うことです。

体調が悪い、天候が悪い、そんなときにせっかく予約できたのに、返金されないくらいならと言う思いで、登ってしまわないかと言うことです。

5合目で天候悪化の情報を流しても「返金してくれないのでしょ?」と言われたら、引き留め辛くならないかと心配しています。

2024年富士登山をされる方へ

まず、基本は富士登山前に3000m級の山をひとつは登っておくこと。さらに2000m級で良いので行動時間8時間超えの登山を経験しておくことです。

登山を全く未経験で富士登山に行くことはお勧めしません。

次に無理な登山をしないことです。撤退することは大事なことです。体調不良や天候悪化のときに無理に登らない。また、ある程度の経験がなければ閉山期もお勧めしません。

山小屋の予約が取れている人は良いですが、日帰り登山なので山小屋予約しないよと言う人は開山してから人の流れを良く調べておくと良いと思います。特に富士宮ルートが混雑しないかは注目です。

今年はどうなるか読めませんが、しっかりトレーニングを積むことができるなら、閉山後の天気の良い日に須走か御殿場の日帰りか麓泊が一番登り易そうです。

山小屋の予約が取れている人は、いくつか登山経験を積みながら晴れるのを祈るしかないのかな。予約が取れていない人は天候を見ながら山登りの経験を積みつつ富士宮ルートが混まないことを祈るのかな。

状況が変化しそうな2024年富士登山。小学生チャレンジプログラムでも状況を見ながらチャレンジするかも含めて企画していきます。

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