確定申告を提出しました
はじめに
長らくブログが更新できずにいましたが、確定申告をしていました。
子育てしながらの確定申告は難しく、申し訳ないと思いつつ子どもに怒鳴り散らしてしまいました。細かい計算をしている最中にずっと横で騒がれるとさすがに厳しいかったです。
いまでは少し悪かったなと思っています。
日数的には1週間ほどで出来ました。
まず例年通りの確定申告を作るのにはそれほど苦労はしませんでした。
やはりインボイス制度に登録してからの消費税の書類作りが初めてと言うこともあり、読みながら調べながらになるので、それが厳しかったです。
売上も経費もまとめるだけの状態にはしてあったので、ある程度は出来ましたが、やはり細かいところでの確認は必要ですからね。
インボイス制度による消費税
まずインボイス制度に登録したことにより、免税事業者ではなくなりましたが、課税事業者となって消費税の計算が大変かと言うとそうでもありません。
はっきり言って拍子抜けです。
どれくらいの綿密さが求められるか分からないので、すべての取引の日時、登録番号、金額も1円単位まで分かるようにしておいたのですが、実際はものすごく大雑把です。
当初は1円単位までしっかり把握しないといけないと言われていましたが、経費から10%、8%、課税対象外に分けたら後は比率の応じて計算するだけ。
ただ、免税事業者を課税事業者に促したかっただけなのかな?と思いました。
元々、登録番号ごとにすべての取引が分かったとして、誰がチェックするの?と疑問でしたが、国内の取引をすべて1円単位でチェックするなんて到底無理な話だったわけです。
もう一つは2割特例を利用するとそもそも分ける必要もないので、ものすごくざっくりした計算で行われます。
なので、インボイス制度に登録すると経理が大変だと言うことは想像ほどではないと思います。日々の仕訳や月ごとの決算を出しているところは余裕だったのではないでしょうか。とは言え煩わしいですね。
インボイス制度は是か非か
今回、インボイス制度に登録し消費税の計算をしましたが、世の中の変化に気づきました。
少しは政治が生活に直結するって気づいたのではないでしょうか?
インボイス制度がなかったら、未だに政治に関心がなく自分たちがどのように扱われているか考えなかったのではないでしょうか?
インボイス制度は免税事業者を課税事業者に促すシステムです。免税事業者だと取引できないと言われた事業主の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本の税制では企業に勤めている場合、企業側で税や社会保険等を計算してくれるので給与明細をしっかり見ないとどれだけ支払われて、どれだけ納税しているか分かりません。医療費控除や住宅ローン控除など行うときは自分で計算することもありますが、意識する機会が少ないことに変わりはありません。
自分で計算することで、どれだけ納税しているかが分かり、だからこそ税が何に使われているか意識するようになったのではないかと思います。
みなさんはどれくらい納税しているか知っていますか?そのお金がどのように使われているか知っていますか?テレビのニュースではなく、ネットや海外から見た日本のニュースを読んでいますか?
個人的にはインボイス制度ではなく、消費税自体不要なものだと思っています。
令和5年度は年度途中からインボイス制度によって課税事業者になりましたが、今後どうするかは考えものです。
自ら確定申告をしたからこそ、インボイス制度は何だったのか?何のための、誰のためのものなのか?消費税とは何なのか?じっくり考えさせられました。
みなさんもインボイス制度および消費税とは誰のための何のためのものなのかを考えてみてはいかがでしょう。
コメント