2023富士登山の登山計画を立てる
山小屋泊か?日帰りか?どの登山ルートを使うか?
2023年は子連れで富士山に登ろうを計画して、登山練習はちゃくちゃくと進んでいますが宿の問題が発生しています。
どうやらコロナ騒動が過ぎ、今年は富士山の登山が増えるのでは?と予想があるらしいです。富士吉田市がすでに対応しているっぽいのです。山小屋の予約確認が受付前には始まっていたみたいで、すでに日にちや部屋によっては満室表示がされています。
(私も富士宮ルートでいくつか見ましたが確かに部屋によっては満室が出ていました。まだ5月だよ?とびっくりしています。富士吉田ルートだとさらに混むのかもしれません)
まだ、富士吉田ルート、富士宮ルートを決めかねています。混雑具合やマイカー規制などを考えると須走ルートや御殿場ルートも検討することになるかもしれません。
山小屋と日帰りのメリットデメリット
それぞれのメリットデメリットです。
山小屋
メリット:
初日に途中まで登ることができるので、登りの時間配分を楽にすることができる。登りに5~7時間ほどかかるので、7合目や8合目に泊まると山頂までの時間配分が楽になる上に、時間に余裕ができてお鉢廻りがしやすい。
高山適応ができる。時間に余裕ができることからまず5合目でゆっくり体を高所慣れさせてから登ることができます。さらに山小屋を5合目や6合目あたりの低い位置を選択していけば、一晩休む間に体を順応させることができます。ただし、残りの距離が長くなります。
デメリット:
料金が高額。今回は子連れ登山なので、大人が自分の費用を負担するのとは違います。家族だと親が子供分も払うので山小屋泊は高額になります。小学生でも大人料金を取られます。未就学児は半額というところもありますが、宿によって違うのかもしれません。全部を調べる余裕がないのと、小学生が大人料金が分かれば十分です。富士宮ルートで小学生素泊まり6000円~は高いですよ。富士吉田ルートはさらに高額に。山小屋の宿1泊だけで3万円超えることは確実で切実な問題です。
寿司詰め状態。これはハイシーズンは避けようがないと思います。2023年(今年)のように予約の受付前から電話が相次ぐような状況では大部屋はかなりに人数になる予想です。平日泊ならまだ緩和されるかもしれませんが、シーズンの休前日はかなりに人だと予想されます。せっかくの山小屋泊でも十分に休養が取れるかは分からないです。私の予定ではゆっくり起きる予定ですが、ご来光目的の人も多いので早朝からごそごそと人は動く物音がすることは避けられないですね。これが3時4時くらいから始まります。逆に6時過ぎると静かになります。
日帰り
メリット:
費用が抑えられる。交通費や食費は変わりませんが、宿泊費はだんぜん違います。山小屋泊か麓で1泊かは雲泥の差です。近場のビジネスホテルは安いですよ。きれいだし。静岡県側の方がリーズナブルなホテルは見つけられそうです。御殿場、裾野、富士、富士宮、静岡など。
デメリット:
一日の行動時間が長い。特に、5合目で高所慣れに時間がかかるので、早朝に5合目登山口で朝食など軽く休憩をするので一日が長い。さらに往復です。大人で9時間半ほどかかるので、子ども4人連れで13時間ほど見込んでいます。これを1日で走破するとなるとかなりの体力です。
登山ルートは富士宮?それとも富士吉田?
登山ルートも悩みの種です。
富士宮ルート
登り5.5時間 下り4時間 の計9.5時間
過去に8時間半で往復したことがありますが、子連れでは絶対にできないので、13時間予想です。登り7.5時間、下り5.5時間で甘いかなぁ?5時発で12時半山頂、帰りが18時だと嬉しい、
山小屋の数もあるし、登りと下りが同じルートなのではぐれる心配も少ない。
懸念材料は岩場が多いことと登りが急だと言うこと。富士山の登山道で一番の短距離短時間ができるルートなので日帰りなら富士宮にしたい。景色もきれいだし。
富士吉田ルート
登り6時間 下り3.5時間 の計9.5時間
ここも子連れ予想13時間です。登り9時間、下り4時間で行けないかなぁ?下りが心配だなぁ。
山小屋の数はあるが登り下りのルートは違うこと。下りは延々と何もない道をひたすら下るので飽きること。暗くなったときに道迷いも心配。
とは言え、一番初心者でも登り易いルートであることもたしか。さらに、6合目までは緩やかな散策程度の道なので、高所慣れにはちょうど良い。
その他
須走、御殿場の各ルートは考えはするものの難易度が高いですね。長時間コースになるのは間違いなく、子連れで登れるかが分からない。マイカー規制を考えるとこちらに流れる可能性もあるのかも。
マーカー規制とシャトルバス
一番頭を悩ませているマイカー規制とシャトルバスです。
登山日
山梨県側:開山日 7月1日(土)~ 閉山日 9月10日(日)
静岡県側:開山日 7月10日(月)~ 閉山日 9月10日(日)
マイカー規制
吉田ルート(富士スバルライン): 7月14日(金)18時 ~ 9月10日(日)18時
[ 乗換駐車場:富士山パーキング]
富士宮ルート(富士山スカイライン): 7月10日(月)9時〜9月10日(日)18時
[乗換駐車場:水ヶ塚駐車場]
須走ルート(ふじあざみライン): 7月14日(金)正午〜8月27日(日)正午、9月1日(金)正午〜9月3日(日)正午、9月8日(金)正午〜9月10日(日)正午
[乗換駐車場:須走多用途広場]
これが頭を悩ませます。なぜかと言うとシャトルバスは24時間運行ではないからです。
まだ今年の運行表が出ていませんが、吉田ルートで4時くらいから?富士宮ルートで6時くらいから?しか出ていないので、もし始発を待つならそれより早くに並ぶってこと。
さらに最終時間に間に合わないと朝の運行まで待つことに。だから時間にかなり余裕をもって降りてこないと帰れない。最終バスが満車だったらどうなるんだろう?経験者ではないから分からないけれど、休憩所や5合目で朝まで待つのかな?子連れでは絶対やれない。
とくに今年は登山者が増加するのがすでに目に見えているので、下山者がタイミング悪く同時日や同時刻に集中すると”シャトルバス乗れない”なんてことが多発するのかも。
最悪タクシーはあるみたいなので、私たちならグループで、単独登山者は乗り合わせタクシー利用もあるのかも。タクシーすら待ちってこともあるのかな?
2023富士山登山計画 暫定案
基本方針:マイカー規制中は避ける
理由1:子連れのため大幅な予定変更があった場合に対応できない。
理由2:駐車場+シャトルバス代もシャレにならない。
と言うわけで、子ども4人連れです。一番下は抱っこして往復する覚悟はありますが、上3人の誰かが音を上げたら破綻しますからね。富士山で子ども4人連れて一晩過ごすのは避けたい。
1 マイカー規制前
富士吉田ルートなら開山後のマイカー規制前の期間がねらい目。富士宮だと開山前になりますが、開山直前なら開いている山小屋もあるかな?ここは確認必要だけど、日帰りならマイカー規制前で行ける。
2 マイカー規制後
こちらは山小屋泊も可能ですが、マイカー規制後。閉山後でも全部の山小屋が閉まってしまうわけではないので、マイカー規制後に行くのもありです。もちろん麓泊の日帰りもありで。
一応、現状ではマイカー規制前に予定しています。暑くなる前の方が水分補給が少なくて済みます。持ってあがる水分を減らす意味でもマイカー規制前が良いかな。
できれば富士宮ルートで登りたいのですが、開山前なので山小屋がどれだけ開いているかによります。休憩やトイレが使えないのは痛いし、緊急で水を確保したいときに売店がないのもつらいです。直前に決めますが、現状ではマイカー規制前の富士吉田ルートが可能性が高く、富士宮ルートも可能性ありってところです。
みなさんはどのような予定を立てますか?大人だけならマイカー規制のシーズン中に山小屋泊が良いですよ。何と言っても楽ですから。今年は登山を楽しみましょう!
練習の登山計画
3月 御在所
4月 大日ヶ岳
5月 伊吹山
ときて、6月小秀山 7月御岳山 8月富士山の予定でした。
ポイントは富士山の前に御岳山で3000m級の山で高山に慣れることを目的にしていたので、富士登山が7月になったら練習登山の予定が狂います。
逆に9月になれば練習予定は余裕がでます。
なので、7月に富士登山だったときの練習登山を紹介してほしいと思いました。
一応ですが、6月の練習は小秀山か荒島岳にして、高山に慣れるのはなしにするのが案です。若しくは開山前の御岳山に黒沢口から登って規制エリア手前まで登ると言う案です。
昨年の開山期は黒沢口からは山頂まで行けたようなので、開山時期さえ合えば良いのにと思っています。今のところ7月10日~なのかな?
と言うわけで、富士登山でも練習登山でもご一緒したい方がいらしたらぜひ一緒に登りましょう!
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