高山ウルトラマラソン
2023年6月11日(日)第11回高山ウルトラマラソンが実施されました。
参加経験者も、参加未経験者もこれから挑戦したい人は参考にしてください。
大会の日程等
募集期間
第11回(2023年)大会は2月6日~でした。
第10回は1月14日~
第9回は前年の11月21日~になっていました。
コロナ騒動前だと、前年の11月下旬から12月上旬くらいに公式HPができて、そこから間もなくエントリー開始だと言うイメージでしたが、コロナ騒動を挟んで大会の年にならないと公式HPができないので、他の大会との比較をして参加したい人は要注意です。
今年より遅くなることはないような気がします。これ以上遅くなるとトレーニング期間が短くなってしまいますからね。
大会種目
100km 71km
71kmと100kmは全然違います。丹生川支所までは100km、71kmともに同じコースですが、71kmはそこからスタート地点に戻ってゴール。100kmはそこから千光寺の山を第5関門前の道の駅ななもり清見まで緩やかな登りが続く道のりが待っています。
100kmの通算平均ペースが8分24秒、71kmの通算平均ペースが9分18秒なので、フルマラソン完走者なら71kmはさほど厳しいタイムではありません。100kmは山を登り下りしながらの100kmで平均8分24秒。エイドなどを考えると実質8分ちょっとなので、かなり苦しいです。その代わりチャレンジのし甲斐があります。
大会日程
6月の第2日曜日 ←(前後する可能性はありますが、ここ数年はこの日程です。)
100km第1スタート 4:30(14時間制限)
100km第2スタート 4:50(14時間制限)
71kmスタート 5:20 (11時間制限)
関門までの制限時間100km
関門 | 距離 | スタートからの制限時間 | 通算平均ペース |
第1関門 | 26.6km | 4時間00分 | 9分01秒 |
第2関門 | 45.5km | 6時間50分 | 9分01秒 |
第3関門 | 57.2km | 8時間00分 | 8分23秒 |
第4関門 | 74.1km | 10時間20分 | 8分22秒 |
第5関門 | 93.3km | 13時間00分 | 8分22秒 |
フィニッシュ | 100km | 14時間00分 | 8分24秒 |
関門までの制限時間71km
関門 | 距離 | スタートからの制限時間 | 通算平均ペース |
第1関門 | 26.6km | 4時間10分 | 9分24秒 |
第2関門 | 45.5km | 7時間30分 | 9分53秒 |
第3関門 | 57.2km | 8時間55分 | 9分21秒 |
フィニッシュ | 100km | 11時間00分 | 9分18秒 |
こうやって関門までの制限時間を平均タイムを比べると71kmが100kmに比べて緩やかなのが分かりやすいですね。
高山ウルトラマラソンに挑戦したいけど、完走できるか不安な人は71kmからチャレンジすると良いかもしれません。
あと、71kmにしろ、100kmにしろ高山ウルトラマラソンに出るなら、坂の練習は外せません。ほぼ登っているか下っているかのどちらかです。多少の傾斜くらい平坦だと思えるくらいでないときついですよ。
個人的にはコロナ騒動前のコースが好きなんですけど、美女高原を越えて第1関門が現れて、第2関門が飛騨高山スキー場のコース最高地点付近でした。もうね、このために高山に来たと思わせるくらいのコースで、しかもスキー場だから関門エイドもにぎわっている感じがするんだよね。お祭り気分になれます。あの頃は楽しかった。
エイドステーション
100kmで21か所、71kmで14か所あります。5kmごとにはエイドステーションが現れるので、そこまで水分が気になることはありません。350~500mlくらいのボトルをもって減れば給水していく感じで行けると思います。
マイカップで走るのは利便性はよくわかりません。感染対策とは言え過剰反応かなと思います。走るのには邪魔になるし、マイボトルだけでも十分な気がします。身につけてすぐに取り出せる位置じゃないと役割を果たさないので不便と言えば不便です。
あと、コロナ騒動の影響で感染対策と言う名目でエイドステーションの魅力が格段に下がりました。ついに第3関門の丹生川支所にあった飛騨牛串がなくなりました。それ以外でも個包装のバームクーヘンや飴など変わり映えがないものが繰り返し並んでいるのでエイドステーションを楽しむことができない状態になっています。
手袋を嵌めて、あんパンをちぎって出しているし、おにぎりだって出しているし、コロナ騒動前と後でエイドステーションの魅力が変わってしまうのは残念ですね。
私は飛騨牛串を目当てに参加して、それがあるから第3関門にはたどり着くように必死に走っていたのでさみしいですね。
シャトルバス
大会会場は飛騨高山ビッグアリーナ(岐阜県高山市中山町600番地)
シャトルバスは
1 崇教真光匠ヶ丘駐車場(岐阜県高山市匠ヶ丘町203付近)
2 高山駅西口(白山口)
の2つで、運行時間は 2:30~5:45 11:00~20:00 (所要時間約15分) です。
高山駅付近で前泊する人は土日の2泊をして、高山駅からシャトルバスに乗る人も多いです。次の日の月曜日に高山観光ですね。土曜の1泊や駐車料がかかりますが駅に止めた方が便利な人も利用します。
崇教真光匠ヶ丘駐車場は駐車料金がかかりません。さらに大会会場は飛騨高山ビッグアリーナまでも近いので、大会当日に宿泊予定がない人はこちらを利用する人がいいのかな。
所要時間が15分とありますが、朝はそんなにかかりません。崇教真光匠ヶ丘駐車場に至っては会場までバスは5分ほどです。少し手前(大会会場の交差点手前くらい)で降ろされてちょっと歩きます。高山駅からでも15分はかからないと思います。
2:30はさすがに少ないですが、3時くらいから車が並び始めます。
日本屈指の難関コースをお試しあれ
高山ウルトラマラソンについて紹介しました。
100kmの完走率が70%を切るくらい。
71kmの完走率が85%を切るくらいです。
やはり100kmは難しいみたいですね。
ご興味がありましたら、年末くらいからワクワクして公式発表を待ってエントリーしてみてください。
日程、コース、エイドステーションなど変更はあり得るので公式HPでの確認は必須ですよ!
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