インフルエンサー(YouTuber)のメンタルヘルス

ハート型のSOS ライフケアサポート部門コラム

ユーチューバーの夫婦喧嘩?

前回のコムドットのマンション管理規約違反の件で調べたからなのか、世間的に大きなニュースなのか、あやなん、東海オンエアのしばゆーの夫婦喧嘩がSNS上で展開され、1日半ほどX(旧Twitter)やInstagramなどで流れるようにポストやコメントが溢れていました。

個人間のやり取りの事実は分からないし、善悪を判断するものではないので、メンタルヘルスとして、どこでどう助けたら良かったのかを考察して読んだ方が参考になればと思います。

人物

あやなんさん:インフルエンサー、しばゆーさんの奥さん

東海オンエアしばゆーさん:人気YouTubeグループ東海オンエアのメンバーで、あやなんさんの旦那さん

東海オンエアてつやさん:人気YouTubeグループ東海オンエアのリーダー

経緯

1 あやなさんが突如インスタグラムのストーリーズで旦那であるしばゆーさんを批判し始める

2 しばゆーさんは当初はあやなさんをなだめる投稿をしている

3 あやなさんの批判が東海オンエアのリーダーのてつやさんに向けられる

4 しばゆーさんが精神的に苦しくなり、てつやさんに矛先が向かうも、だれかれかまわず批判し始める

5 あやなんさんがしばゆーに寄りそう投稿を始めるが、しばゆーさんが拒否

6 てつやさんが動画で視聴者向けに配信(経緯や現状報告)

7 しばゆーさんのSNSでの発信が止まらず、また投稿内容に問題がある。

8 てつやさんがX(旧Twitter)であやなんさん、しばゆーさん、視聴者に向けたメッセージを投稿

9 いったん、それぞれの投稿が止まっている状況

それぞれの問題点とメンタルヘルスの必要性

あやなんさん

問題点

1 突如インスタグラムで旦那を批判。離婚や慰謝料の請求に言及するなど。

これは突発的に行われたのか、積もり積もった不満が爆発したのか。一般的に考えると積もり積もった不満がついに爆発したと思えますが、違うととらえています。

まず、不満の爆発だけならSNSで投稿する必要がないからです。世論を味方につけたい思いもあるのかもしれませんが、内容から察するに嫉妬と承認欲求です。

自分はこれだけ支えているのに、東海オンエアだけ華々しく脚光を浴び気に入らないと言っているのです。また、元々自身が有名なインフルエンサーだったこともあると思います。インフルエンサーとしての自分が子育てに時間をとられて、旦那だけ光を浴びている事への不満です。

さらに、過去にも同じようにSNSで炎上を繰り返しているので、SNSで突発的に過激な発言を繰り返すとネットユーザーの目に留まり自分が一時的に注目されることを求めているのかもしれません。ご自身の欲求はそれで満たされるかもしれませんが周囲への影響は大きいでしょう。

また、嫉妬と言う面でも他のメンバーの奥さんは迎え入れられているのに自分だけ仲間に入れてもらえないと言う思いも強いようです。ただ、今回の件でもここまで周囲への影響を考えずにSNSで発散されてしまうとリスク管理上は受け入れられないので周囲の対応は仕方がない面もあります。

ここで一番問題なのは、旦那であるしばゆーさんが当初はなだめていたのに、心を壊すほど精神的に追い詰められてしまったと言うことです。長期にわたて同じようなことが続いていたのではないでしょうか。

”自分が思い通りにいかないと離婚を切り出す。”当然ですが、交渉としてはやってはいけない行為です。しかもネット上にあげることでプレッシャーをかける、さらに旦那であるしばゆーさんが子どもを大切にしていることを承知の上で子どもを駆け引きの材料にしてしまっていることも大きな問題です。

一般的に”○○しないと自△する”などの発言は脅迫ととらえられるので、離婚をちらつかせるのは良い方法とは言えません。

メンタルヘルスで必要なこと

ここまでくるとデジタルデトックスではなく内観のように、すべての情報を遮断し、自身を見つめなおし、どうしていきたいかを考える必要があります。

今回の件があったからではなく、元々今回のような行動を起こす要因を持っているので、定期的に内観を行って安定させる必要があります。

また社会性を身に付けられる環境が必要です。必要なのは友人ではなく先生のような立場の人間です。(悪いことではなく)友人はご自身にとって都合が良い人を選びがちになるので、友人ではなく間違った行動を指摘して止める役割の人が必要です。YouTubeのようなインフルエンサーだと、この役割の人がかけているためたびたび問題を起こすのだと思います。

自己反省ではなく、カウンセリングが継続的に必要だと思います。

しばゆーさん

問題点

最初に気になったのはご自身をパニック障害と言ったことです。パニック障害ではないので自己診断は怖いなと思いました。パニック障害だと自己診断してその内容を検索して対処するとより状況が悪化するかもしれないので、自分の症状を自己判断で調べて自己診断は危ないなと思いました。自己診断や自己判断を否定するつもりはありませんが、”かもしれない”くらいの認識で確定はしない方が良いです。

当初、あやなんさんの投稿に対してやめるように言っていたので、うまく対処していたのに、精神的に疲弊してしまったのか、SNS上ではないところで何かがあったのか。

思ったのは、しばゆーさんが精神的に追い詰められていく段階で助けを求めている相手がてつやさんだと言うことが今回の問題の重要なポイントなのだと感じました。

しばゆーさんはパニック障害ではなく、単に自暴自棄になっている状態なので病気ではなく、精神的に追い詰められた結果、良くない発言や投稿を繰り返したと言うことでしょう。

メンタルヘルスで必要なこと

しばゆーさんに関してもこの問題以前に何らかのカウンセリングは必要だったように思います。家族と仕事の板挟みというのもありますが、自分のストレスをどう解消していたのか、何をストレスに感じていたのか、そのあたりを自分で感じ取れていたのかが大事になります。

ただ、SNSでの投稿はともかく、追い詰められて逃げ出したことは自身を守る上では良い判断だったと思います。どこかのホテルに閉じこもっていたようなので、逃げ出すこと、自身で閉じこもることはこの段階では有効です。

てつやさんおよびグループのメンバー

人気のあるグループなので、不必要な発言や投稿は避け、最低限にとどめていることはリスク管理がしっかりしています。

実際の事柄は本人たちしか知りえないし、いち視聴者やネットユーザーの意見は切り取りや想像で補った内容で発言するので、そこから憶測で拡散されるよりは外には漏らさず自分たちで連携して動いているのは素晴らしいです。

また、人間性や普段の言動や性格は分かりませんが、今回の対応はしっかりしているので、結果がどうなるかは分かりませんが、治まっていくことを期待しています。

インフルエンサー(YouTuber)のメンタルヘルスがいかに難しいか

今回の件で、インフルエンサーがメンタルヘルスを保つことがいかに難しいかが分かります。

まず注目されてしまうこと、次に憶測や偏見、思い込みで見知らぬ人からものすごい量の意見を言われてしまうことです。

しばゆーさんの状況を見れば、何も言わずにそっとしてあげるのが最良なのにも関わらず、長期にわたってリプしてしまう人が大量にいることに驚きます。

あそこまではっきりメンタルが壊れているのに、続々と追い打ちをかける人がいることが怖いです。内容も遊び半分と言うか面白半分と言うか、人を壊れたおもちゃだと思っているかのようで怖いです。

それ以前にインフルエンサーとは言え、他人の友人関係や夫婦関係など当人たち以外は分からないので、そこに意見を言えてしまうことに違和感を感じます。

カウンセリングをすると分かりますが、一般論なんて無意味です。一般論の枠の中に収まっている人たちにはカウンセリングは不要なので。カウンセリングが必要になるのは一般論の枠に収まらずに理解してもらえない人や、有効なアドバイスがもらえない人なのです。

とは言え、今回はあやなんさん発信であえてSNS上で始まってしまったので、しばゆーさんとしては逃げ道を絶たれた感があります。そこを理解して始めているようなので、てつやさんが遠ざけたかった気持ちも分かります。

X(旧Twitter)のてつやさんのポストが表示回数1.2億回、リプ1.1万、リツイート5.3万を見るといかにインフルエンサーが注目を浴び、SNS上では逃げ道がないか分かります。

1.2億って日本の人口ですからね。この辺り、あやなんさんが、自身の注目度と東海オンエアの注目度の違いを理解していなかったのではないかと思います。あやなんさん自身はSNS上で離婚だと騒いで注目を集めて気を使ってほしかっただけかもしれないけれど、東海オンエアのメンバーとしてのしばゆーには世間がより大きな注目と反応をしてしまったのではないでしょうか。

最後に

インフルエンサーに限らず人から注目を浴びる職業は独特のプレッシャーがあります。ストレスのかかり方も違うし、息を抜く場所がなかったりします。

YouTuberやアイドルなど見られる職業もそうですし、学校の先生みたいに自身は気づかないけれど保護者に見られているようなこともあります。

そういった独特のストレスを感じやすい職業の方は”疲れが抜けない”や”常に緊張している”ときは早めにご相談ください。

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