何のために生きるのか?

ふくろう ライフケアサポート部門コラム

ふと分からなくなる感情

みなさんは今お幾つですか?30代40代50代と年代を跨ぐごとに気持ちも変化していきます。

つい最近、「ふと何のために生きているのだろう?」と疑問に感じて答えに窮してしまいました。

自分はなぜ生きているのだろうと。

哲学の基本である、人はどこからきてどこへいくのだろう?

この問いかけに似たものを感じます。

子どもを育て、子供の成長を楽しみつつも、ただ生きるために生きているのではないか?と言うことです。

みなさんは何のために生きているのですか?

年代ごとの疑問

10代・20代

このくらいの年代だと、まずそもそもなぜと疑問に思わないかもしれません。

日本の場合は小学校→中学校→高校→大学・専門・就職とある程度のレールが引かれてしまっているので、そのレールから外れる人や外れたい人、レールそのものに疑問を持つ人は悩むかもしれません。悩むことは良いことです。

順風満帆であったり、自分の夢や希望、楽しい未来がイメージできているときは充実した日々を送ることが出来るのかもしれません。

しかし、何のためにこのレールの上を進むのか?レールの先に何があるのか?レールの外には行けないのか?この疑問が生きる疑問につながります。

なぜ生きるのか?です。

30代・40代

独身で過ごす方も、結婚される方も、子どもがいらっしゃる方も自分の人生の走り始めに当たる期間です。

学生時代は小学校から大学・大学院までで16~20年間、社会人生活は定年まで約40年ほど。社会人生活は学生の2倍もあるのに、区切りがありません。区切りは突如訪れたり、自分で区切ったりします。

この長い年月を自分で区切りや目標を見つけずに、ただ歯車として過ごしていると、何のために生きるのか?と言う疑問にいきつきます。

仕事で言えば出世や転職や転勤など、プライベートで言えば結婚出産育て、または病気や入院など様々な出来事が起きます。学生と違う点は決まった年数で起きるわけではなく人それぞれで何が起きるかは分からないと言うことです。

特に子育て中は子供中心の生活になり、このまま時間だけが過ぎていくような錯覚を起こすのでより自分と言うものがなくなり不安になったり、自分とは?人生とは?と考えるようになります。

50代・60代

働くことも終盤に差し掛かり、定年後の人生設計や、子どもが巣立って子育てから解放されもう一度自分の人生を見つめなおす期間に入ります。

この年代は先々の不安や同じ日々の繰り返しからくる不安ではなく、過去の自分を見て、自分の人生とは何だったのか?これから何を残せるのだろうか?何をして過ごすのだろうか?と言った悩みが出てきます。

生きる意味に疑問を持ったら

1 やりたいこと

まず、自分が何をしたいのか?何をしているときが楽しいのかを考えてみましょう。

これは趣味のレベルです。仕事や学校とは別に考えて自分は何をしたいのかを見つけましょう。

もちろん、費用や時間に制限があって、やりたいことができないなんてこともあります。

自分にやりたいことがあるならどうすれば実現できるかを考えてそれに向けて実行するだけです。

やりたいことがない人や想像できない人は何でも良いのでやってみましょう。

本を読んだり、スポーツを始めたり、どこかへ出かけたり、自分の感性に刺激を与えましょう。

ホームページを開設して日記ブログを始めるのも良いかもしれません。

2 日々の生活を見直す

毎日が同じサイクルで延々と続くような感じがしたら、自分で変化も求めましょう。同じ事を繰り返していると何をしたかったのかを忘れてしまうときがあります。

そんなときは、まずずっと同じではない状態にしてしまいましょう。

仕事であれば昇進や出世を目指すとか、あえて知らない土地に転勤してみるとか、部署や仕事内容の変更を申し出るとか。

特定の決まった業務をこなしているときは、少しだけ業務を足しましょう。ときどき変わった仕事できるように形作りましょう。

3 本当に嫌なことはやらない

これに関してはどのような内容でもですが、本当に嫌なことはやらない方が良いです。楽しくないレベルのことはそれなりにありますが、自分が耐えられないほど嫌なことは逃げ出しましょう。耐える必要がないものです。

人生は楽しみましょう

自分が何をしたいかを見つけたら、それに向けて努力しましょう。

楽しいことをするために、自分が楽しむために生きる。これが生きる理由です。

何もしたくないやしたいことが見つからない人は情報収集がうまく行っていないのです。

いつも同じ場所や同じものを見ているだけだと情報は集まりません。

退屈な時間も人生にはつきものですが、なにか理由もなく退屈な時間が長く続くのは新しい情報に触れる時間がないからなのかもしれません。

私もふと何のために生きているのか疑問に思いました。そのとき、自分がやりたいことって何だっけ?と思い返して忘れかけていた自分の楽しいを思い出しました。

楽しむのにはお金も時間も必要ですね。とりあえず自分なりに捻出できるお金と時間を使って、自分ができる楽しいをしながら、大きな楽しいに育てていきたいと思います。

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