マンション管理士 合格体験記

qualification 資格試験 独学合格の必勝法

マンション管理士

qualification Acquisition

マンション管理士とは?

マンション管理士は、専門知識をもってマンションの運営、大規模修繕等を含む建物構造上の技術的問題、その他マンションの適切なコンサルティング業務を行う。マンションの法的スペシャリスト。

マンション管理士になるには、マンション管理士試験に合格し、マンション管理士として登録することが必要である。

マンション管理士は「名称独占資格」である為、マンション管理士以外の者がマンション管理士又はこれに紛らわしい名称を使用(名刺にマンション管理士と記載したり、看板でマンション管理士と表示)することは、その方法を問わず認められない。しかし、マンション管理士は独占業務がありません。

マンション管理士は独占業務がないものの、マンション管理業を営む上で必要な管理業務主任者より難易度が高く専門的知識が必要です。試験合格+登録で初めてマンション管理士を名乗れます。

不動産系の資格としては

マンション管理士>>>>>>>宅建士>>管理業務主任者>>>>>不動産賃貸経営管理士

こんな感じの難易度です。

マンション管理士は合格点も高く、難しい部類に入ります。

マンション管理士試験

(変更の可能性もありますので必ず確認してください)

受験資格:受験資格はありません。だれでも受けられます。

受験日:11月の最終日曜日(年1回)

申し込み期間:例年9月中

試験時間:13時から15時の120分

(一部免除者は13時10分から15時の110分)

出題形式:四肢択一式 50問

(一部免除者は45問)

合格基準点:38点前後(ここ数年は36~40点) 年によって変動します

合格率:9%前後 年によって変動します

試験内容:

マンション管理に関する法令及び実務に関すること(民法・借地借家法・宅建業法・被災マンション法・不動産登記法、区分所有法、マンション標準管理規約など)

管理組合の運営の円滑化に関すること(集会の運営、役員・理事会の役割、管理組合の会計など)

マンションの建物及び付属施設の構造及び設備に関すること(マンション設備・維持保全・都市計画法・建築基準法、住宅品質確保法、水道法、消防法、大規模修繕など)

マンション管理適正化の推進に関する法律について(マンション管理適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化を図るための基本的な方針など)

合格体験および勉強方法 その1

managerroom

勉強方法

この年は測量士、管理業務主任者、マンション管理士と3週連続で受けているのでそれぞれを参考にしてもらえると助かります。

測量士合格体験記

TACのマンション管理士・管理業務主任者総合テキストを上中下と3冊買ったのですが、あまりに読みにくいためやめました。これは読まずに捨てました。お勧めもできないです。

管理業務主任者合格体験記

TACのマンション管理士 出るとこ予想 合格(うか)るチェックシート

まず数日でこれを読み込みます。基本を押さえます。これは読みやすく重要な要点まとめてあるので短期決戦の学習には良かったです。

続いて、

TACのマンション管理士 一問一答セレクト1000

とりあえずこれを何周でもやり込む。時間の限り。だって1週間だけの学習なので余裕ないです。

受験体験記

試験および自己採点

これは全然ダメでした。28/50なので、例年の合格点が37前後なので、まず間違いなくダメでした。(受けた時の感触は30ちょっと超えたくらいだと思ってた。)

測量士から1週間後の試験をノー勉から受けたので、よくよく考えれば無謀なのかもしれませんが、受けた時はもう少しできたと思っていましたが相当厳しかったです。

マンション管理士試験の難しさは、日本がちょっとおかしいことです。

例えば、条文が「・・・・・・公正証書等で・・・・・・」なのに、問題文が「・・・・・・公正証書で・・・・・・」となっていれば当然間違いなのですが、文章量が多い中でたった1文字を飛ばしたことを気づくのは難しい。理解していても間違い探しのレベルで時間をとられてしまう。これって公正証書しかダメなのかそれ以外の書面でも良いかを聞きたいのなら、「・・・・・・公正証書のみでしか・・・・・・」って書いてくれないかな?理解していても見落としや時間内に間違いを見つけるのが難しい。

もう一つ、訴えるって言葉だけど、訴えるって裁判所に提訴するって意味もあるけど、自分の意見を相手に伝えるって意味もあるので、訴えるって言葉だけで必ずしも裁判所に提訴するってことにはならないんだけど、相手が表記されていなくて訴えるって言葉だけだから誰が誰に訴えた?ってなる。裁判所なのか?管理組合なのか?この辺りを裁判所に提訴するって表現にしないと、問題表記として良くないと思う。

あと、「行う」で終わっているときって、行わなければいけないと行うことができるの両方の意味で取れてしまうことがある。他にも、一般的には○で特例があるものって、一般的に○ですって答えの物と、特例があるから×ですって答えが混ざっているけど、どっちか統一してくれないと答えられなくないですか?

とういうわけで、受けるだけの知識や理解があっても問題文にやられるのがマンション管理士試験なので、これから初めて受ける人はぜひ、過去問を解きまくって、どういう日本語なのか先に経験しておくと良いよ。これ知識や理解とは別の要素なので、分かっていないと受からないです。

反省

この試験から鉛筆と消しゴムを買いました。(それまでは・・・、鉛筆は1本しか持たず鉛筆削りを持って挑みました。真似しないでね。)皆さんはぜひ、鉛筆またはシャープペンを2~3本と消しゴムを持って挑んでください。

勉強時間があればと思って申し込んだけど、結局は測量士・土地家屋調査士がメインなので測量士が直前にあってそこに集中しすぎました。

ノー勉から6日間(1日2~3時間)だけ勉強しての受験でした。

過去問中心に勉強したけど、4択の問題は繰り返しても意味をなさないと気づいて、1問1答に切り替えたけど、時すでに遅し。やり切ることができずに終わりました。無理やり読み切った、解ききったと言う具合で頭には入ってなかったのと、マンション管理士は問題の質が独特すぎる

もちろん、2021年にもう一度受ければ受かります。勉強の仕方も、必要なレベルも分かりました。ただそれに割く時間があるかどうかだけです。

手応え的には6割だけど、はるかに低かったので問題の質にやられたなぁと思っています。

受験されるみなさんもお気をつけて。癖が強すぎる。

合格体験および勉強方法 その2

大規模修繕計画

勉強方法

最初に受けた翌年に受け直したくて申し込むも、マラソン大会と日程が被っていることに後に気づき、マンション管理士試験を諦め、富士山マラソンに参加しました。フルマラソン完走出来て楽しかったです。

で、1年間をおいての受験です。その間に管理業務主任者を合格しました。なので、一部免除者で受験できます。

この年は土地家屋調査士、行政書士、マンション管理士と1桁台の合格率である難関国家試験3つを受験して、マンション管理士が最後です。土地家屋調査士から4週間で行政書士、行政書士から2週間でマンション管理士の試験でした。

勉強時間4週間で行政書士試験を受けて、軽くノイローゼ気味だった私は、あまりに出来が悪ければマンション管理士はノー勉で行こうかと思っていました。

行政書士がそこそこで記述のでき次第では可能性があったので、めげずに勉強してから受けることを決意。

とは言え、2週間しかないんだなぁ。

行政書士試験の次の日は仕事もあるし、いったん1日勉強休みを設定。ここで気持ちをリフレッシュさせないときついと判断。仕事帰りに本屋に立ち寄り手にしたのは、三省堂のケータイマンション管理士

三省堂が出版しているんだ?って思ったけど著者は東京リーガルマインドの講師。Lecだったみたい。今気づいた。薄い、見やすい、コンパクトで時間がない中で勉強するにはちょうど良いかな?って思った。

まぁ表紙の”ねらえ一発合格!!出る問題は決まっている!”って言葉が気に入ったんだけどね、出る問題は決まっているから、分かれば受はかるに決まっていますが、出る問題が載せてあるとは書いてないんだよなぁ。ネタ的な意味合いと読みやすさで即決。

これをさらさらっと数日で読み上げました。たぶん3~4日。たぶんだけど、読みやすくてよくまとめられているよ。お勧め。

で、当初はこれだけを徹底する作戦で進行していましたが、一通り読んで、マンション管理士の過去問をアプリで取得し何年か前の20問だけ解いてみました。分かっていないながらも6割ほどの正答率。もしかして、ガチればいける?

このとき覚悟を決めて、残り1週間で1割アップを目指す気持ちになりました。

ちなみに5問免除者なので、昨年の合格点だと38/50点→33/45点なので、73.34%

あれ?1割アップじゃ合格しないじゃん。まぁいいや。5問免除者は免除された5問が正解扱いになるので有利なんだよね。

んで、慌てて駆け込んだ書店で手にしたのはLecのマンション管理士分野別過去問題集。TACと迷ったけど、100円安かったことと、TACは8年間+2年間分ダウンロードって書いてあって、やるなら10年分だろ!と意気込んで買ったものの、帰宅してよく読んだら8年分+2年分ダウンロードで同じでした。100円安くて2年分余分に勉強できるなんてラッキーって思ったのに残念。でも、100円安いから良いのです。

ちなみに、選択肢別の問題集の方が勉強するには良いけど、時間がない時は多肢択一式の方が良いです。

ここからは時間との勝負。たぶん2周できるかできないかくらいの勝負。

とりあえず1周目をやり切ります。ここはあまり考えずにスピーディーに。4日かかりました。で、2周目やり切れるかと丁寧に解けるかが大事です。時間がないので、1周目は流してスピード勝負ですが、2周目は完全理解くらいでないと厳しいですね。

2周目は2日半から3日くらいでやり切りました。ここまではかなり順調。一度解いた問題を数日後に解きなおしているだけなので、当然正答率は9割ですが、見たから分かるって問題も多くて初見だとミスるなって問題を折り目をつけてチェック。

ここまでハイペースで学習した結果、前日の土曜日に早朝に2周目が終わり、丸1日勉強に余裕が生まれた。だから、間違えた問題と理解ができていない問題をもう1周できればかなり合格に近づくのでは?と期待しました。

しかし、実際は頭が重くて文字すら読めない現象が起きてしまった。脳が疲労しているんだね。もうね、何もできないの。考えるなんてとんでもないって感じ。とにかく午前中は何もせず頭を休めて、午後勝負。少しずつなら問題を解けるようになって、何とか間違えた問題だけはやり直した。理解不足の折目がついた問題は手つかず。

夕方になって、子どもとの約束で紅葉のライトアップを見に行き時間を使ったので勉強は終了。

直前で見直す用のメモだけ作り上げました。

自分の中で一番苦手の都市計画だけメモして、施設設備と修繕点検のあたりを見直せばかなり改善するはず。

合格体験記

試験

当日朝は早くから起きて朝食。試験が13時からだけど、直前には食べないから10時くらいには何か食べて体調を整えたいなぁって。

勉強はせず。これ以上頭が重たくなると試験で動かなくなる。

予定通り9時半に出発。試験会場が開くまでコメダでモーニングって決めていたのに満席で待ちが出る状態。早々に諦めてお店を探すも、コンビニにするか迷って、消化に良いうどんにしようと歩くも営業前。そりゃそうだ。これなら吉野家にすればよかったと思ったけど、かなり歩いてしまったので、コンビニでジューシーハムサンドとツナサンド。

食べ物持って試験会場のベンチで食べようと思ったら外は寒いし、試験会場が開く前なのに中に誘導されて入れるんじゃんって思ったら、待機室でお昼食べてくださいってことらしい。と言うわけで、受験者がみんな黙々と勉強したり、お昼食べたりしてました。ハムサンドはともかくツナサンドは意外と胃に負担でちょっと反省。試験前はやめておこう。

これが試験開始2時間前から1時間前の話。ここで自作のメモと施設設備は確認したけど、(勉強のし過ぎで)頭が痛くて点検を見ることができなかった。これさえ読んでいたらと今は思っています。

ここから試験時間まで入念にストレッチ。方首・手指を入念に。脛の筋肉を伸ばし、腰のあたりを回して動きを良くします。背中の筋肉とお尻の筋肉をほぐして、全身がリラックスできるようにします。今日は何の大会?と思うかもしれませんが、私の試験前ルーティンです。1時間以上念入りにストレッチをします。人によるとは思いますが、試験前の勉強ができないんです。試験前に勉強して脳を疲労させたら、試験中にベストの状態ができないじゃないですか。試験前は脳の回復とリラックスに時間を使い切ります。

はい、ここで12時半。試験前の説明が始まり、試験問題が配られ、13時。5問免除者は試験時間10分短くて13時10分スタートなんだど、試験日程自体は一緒だから13時から13時10分までは本当にただ静かに座って10分待機するだけなんだよね。問題を前にお預け状態。

13時10分の開始の合図とともに1問目に取り掛かります。見た瞬間、これ間違えたらいかんやつやんって思った。

時間配分的に14時に22問解いていたから余裕はあるかなって感じでした。感触もそこまで難しくなくて、取れている問題は取れているし、まったくできない問題は1~2問。あとは最低でも2択までは絞れているから入念に読み直して決めていく感じ。

45問解き切って20分ほど余った。迷った問題の見直しと、マークミスのチェック。あとは自己採点用に解答を表紙に写してを何度も繰り返して終了。なんかこの表紙に解答を写すのがすごい苦手なんだよね。

自己採点

帰りの電車で隣の人が問題用紙をふと出したときにその人の解答が見えちゃって、2・1・で始まっていたから自分も同じような解答だったからちょっと安心して家について問題用紙みたら、自分は3・2・で始まっていてめちゃビビった。いや、自分が合っていると信じましょう。

各専門学校が解答を確定したところから埋め始めていましたが、そんなドキドキは味わいたくないので解答が出そろうまで待ちます。

お風呂に入って、夕食を食べ、Twitterで今回は簡単。合格ボーダー8割超えみたいなtweetを見てビビり倒します。

19時くらいかな?満を持して自己採点。丸がつくもところどころバツがついて、感触が分からないまま確認すると、35問正解で、1問が没問題(解答なし)らしいです。これで免除の5問を加えて、40(+1)/50点なので、40or41だと思われます。8割。よく頑張った。たった2週間で良くここまでできました。

自分を褒めたい。

不動産登記法は間違えないし、会計も確実に取れるので、民法がやり込んであって8~9割は手堅いと思っていたので、区分所有法とマンション管理標準規約、施設設備修繕点検の辺りが重要ポイントでしたが、なんとか乗り切りました。

あとは合格ボーダーですが、Twitterで投稿が早い人ってだいたいできている人(余裕をもって合格している人)だからあまり気にしない方が良いですね。これはだいたいどの試験でも同じことが言える。

令和4年度の合格点は37~39点っぽいから、マークミスしていなければ合格してそうです。まぁ結果が出るまでは安心できないけどね。

とりあえずお疲れ様でした。これで解放される。

結果発表

見事合格しました!

まだホームページ上で受験番号を確認しただけなので、合格通知が来るまで不安ですが、とにかく合格です。

受験申込者数、受験者数及び合格者数等
受験申込者数 14,342 名 (14,562 名)
受験者数 12,209 名 (12,520 名)
受験率 85.1 % (86.0 %)
合格者数 1,402 名 (1,238 名)
合格率 11.5 % (9.9 %)
( )内の数値は令和3年度の実績
合格最低点
50問中40問以上正解
(試験の一部免除者は45問中35問以上正解)

これって合格通知書と一緒に点数も分かるのですかね?第4問が正解なしの全員正解扱いと第9問の割れ問が2,3の両方が正解になったので、たぶん42/50点(一部免除者なので37/45点)だと思うのだけどなぁ。

合格点が8割得点って難しすぎませんか?各専門学校の合格予想点が38点±1点だったから、39点の人はすごく期待して、すごく落胆しているのではないか心配です。かくいう私も合格発表で受験番号を探す時には手が震えていました。だって、これが一番自信があったんだもん。

追記

数日後、帰宅したら書留の不在票が入っていて再配達で受け取りました。

得点は分からず。合格書と登録手続きの紙が入っています。

ちなみに不合格だと(開くタイプの)はがきで来るので、はがきか書留かで合否が分かってしまいますね。

手続きはちゃんとします。合格通知を受け取り後、仕事が続き体調不良で1日倒れていました。

できる限り早く手続きします。

追記の追記

マンション管理士の登録申請しました。

ついでに試験関連の整理をしましたが、自己採点が41/50点(36/45点)でした。合格基準点+1点だったので、ギリギリでしたね。

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