有効な独学方法(自宅学習やホームスクーリング)

教室の風景 資格試験 独学合格の必勝法

有効な家庭学習をするために

はじめに

いくつかの資格を独学で勉強し合格していくうちに独学の仕方や独学に向いている人、向いていない人に気づくようになりました。

私も独学で合格可能だよと言うことがありますが、それは独学での勉強方法に耐えられる人でかつ効果が出る人でないと結果がともないません。

そこで、独学の基本的な学習方法を記載するので参考にしてもらえたらと思います。

学習には個人差があるのでこの方法で必ず合格とかいうものではないです。あくまで目安に考えてください。

また、資格試験に対する学習方法ですが、大学受験や高校受験など合否がでるものには同じ考えで良いと思います。逆に研究のように探求するタイプの学習とは別です。

勉強の目的と期間を決める

勉強を始める前にまず目的期間をはっきりさせましょう。これ勉強するうえで一番重要です。勉強しても結果が出ない人のほとんどが目的を決めずに勉強しています。

私の場合は資格試験の合格が目的なので、試験日までの期間に合格できるだけの力をつけると言う期間と目的がはっきりしているから合格するのであって、決めずに勉強すれば受からないし、期間も延々と費やしてしまいます。

資格試験の場合は試験日と合格基準、試験内容(範囲)がある程度わかるので計画しやすいですね。目的は試験の合格で期間は試験日までになりますね。

学校の勉強の場合は目的と期間を自分で決めないと無意味な時間が増えてしまいます。特に中学生や高校生の人は学校の成績(テスト)に目標を置くのか、受験の合格に目標を置くのかで違ってきます。学校の成績と受験に必要な力は別物なので同じだと思っている人は考えを改めてくださいね。学校の勉強をしても受験で合格するわけではないです。それにテストを目標にするとひと月ほどの短期的な勉強を繰り返すことになるけど、受験を目標にすると数年単位の長期的な勉強になるから学校のテスト勉強と受験勉強は全くの別物です。間違いなく違うアプローチになります。

次に勉強するものの選び方ですが、嫌いなものは選ばないでください。苦手なものは克服できることもありますが、嫌いなものはあまり変化しません。得意不得意や向き不向きと好き嫌いは別物です。

「得意、得意ではない、苦手ではない、苦手」の4パターンと「好き、好きではない、嫌いではない、嫌い」の4パターンの組合せの16パターンがあります。目指すものが”得意かつ好き”なものであれば問題なしですが、そうでないこともあるので資格試験を目指す人は自分の目指している資格がどのパターンに当てはまるか考えてくださいね。これから何を受けるか探している人は”好き”であることを重要視してください。もちろんだけど、”苦手かつ嫌い”なものを選ばない方が良いです。

ちなみに中学や高校の学生さんは好きなものを頑張って嫌いなものはそこそこで良いですよ。学校の先生が「嫌いなこともやらなきゃいけない」とか言っていませんか?そんなことないですよ。嫌いなものを勉強することほど無駄な労力はないです。苦手なのものを頑張るのは良いと思います。でも、嫌いなものを頑張るのはちょっと違います。たまに「好きなことを仕事にして成功するほど世の中は甘くない」って言う人がいますが、「嫌いなことを嫌々やって成功するほど世の中は甘くない」です。なんなら成功している人のほとんどは好きなことを精一杯楽しんだ結果です。

先ほど、テストを目標とするか受験を目標とするかは別物と言いましたが、例えば国数英が各100点の300点満点で合格基準が6割の学校があったらあなたはどの科目で何点を取りますか?トータルで180点取れば良いのですよ。私は国語80点、数学100点、英語0点を目指します。これが私に合っているし一番現実的だからです。でも、学校の先生って「全部6割取りなさい。」若しくはこれに近いことを言いませんか?だから学校の成績を目標とすることと受験の合格を目標とすることは別物なんです。

嫌いなことに費やす労力ってかなり無駄になるので、そこには力点を置かなくて良いですよ。別に0でなくても良いですが、必ず平均的でなくても良いと言うことです。

と言うわけで、何の資格を目指すか、どの教科を頑張るか、これを決めたらどれくらいの期間で学習するかを決めて計画立てしましょう。

学習量は何で量るか

みなさんは自分の学習量って何を基準にしてますか?

学習時間やテキスト・問題集のページ数では量れませんよね?もし、これで量れるのなら長く勉強したり、たくさん勉強すれば賢くなるってことになります。でも、実際は勉強しても成果が出ないってことがざらにあります。これは時間やページ数では学習量が量れないからです。

私は何で量っているかというと脳の疲労度です。もちろん何をしたか(何ができるようになったか)も大事なので、この”何をしたか×脳の疲労度”で自分がどれだけ学習したかを量ります。

勉強すると脳って疲れるんですよ。みなさん、勉強していて頭がパンパンになるって感覚ないですか?他にも”何も頭に入ってこない”とか、脳が抵抗する感じはないですか?体が疲労しているときにはもう動けないってことが起こりますが、しっかり頭を使うと脳の疲労で同じことが起こります。

この学習したときの脳の疲労って、新しいことを覚えたり、理解したりするときに疲労します。逆に知っていることをアウトプットしているときにはそんなに疲労しません。

例えば、FP2級の勉強したときは、過去問を6章それぞれ学科と実技にわけ1日一つずつ12日かけて勉強しました。

1周目は1つやるのに精一杯。頭がついてきません。なんなら1ページ読んで頭が疲れて休憩することもけっこうあります。勉強が何かを分からない人がみると、「5分や10分勉強しただけで休憩なんてだらしない。そんなの勉強のうちに入らない。」なんて言うんでしょうね。もしこう言われたとしても無視してくださいね。正しい学習方法を知らない人の偏見は気にしなくて良いです。

最後の4周目は1日で学科の6章分全部をほぼやり切りました。それでも最後の4周目の方が脳は疲れませんでしたよ。ほとんどできる状態で流しながら答えていたし、解答を読まなくても理解していたから。初期のころの6日分が1日でできるようになったわけです。

当然だけど、どっちの学習が大事かと言うと両方ですね。最初は時間がかかってでも、知識を身に着け理解を深め、最後は演習を繰り返し実践に慣れる。

筋トレで例えると、10kgの錘を100回持ち上げるのと、100kgの錘を10回持ち上げるのでは使う筋肉が違うし、効果が違うんですよ。どちらが正しいのでもなく、必要なことを必要なだけすることが大事。だから目標や目的をはっきりさせないといけない。

もう一つ、ジョギングで例えると1km10分で走るときと、1km5分で走るときと、1km2分半で走るときでは、持続時間は違うし、インターバルの休憩に必要な時間も違うんですよ。

まず1km2分半って100m走で15秒だからほぼ全力でしょ。だから1分も持たないし、1度100m走れば息切れして座り込むくらいだよ。逆に1km10分だと早歩きくらいだかから1時間や2時間は余裕でできますよ。これそれぞれの速さの人に、「他の人は1時間持続できるのに何で1分でへたばるんだ?」とか「向こうは1km進んでいるのに、こっちはまだ半分だぞ!」とか言いますか?これもペースによって鍛えているものが違うのだから違って当然なんです。だから、どれだけ走ったかを距離だけや時間だけで測ってはいけないのです。

これと同じで、勉強時間や進んだページ数だけで比較してもダメなんですよ。

だから、学校で(生活の改善が目的で1日の記録をつけるならともかく、)学習時間だけ記録したり、学年やクラスの平均と比較して多いだの少ないだの言っている学校は基本的な学習指導が本当にできるのか疑問に思ってしまいます。

ついでに言うと、全員に同じ宿題や課題を出している学校も正しい学習指導は行えませんね。同じページ数で同じ効果が出るわけではないのですから。

間違った指導をしている学校に通っていると、無意味に机に向かっている時間が増えたり、脳を使わずに眺めるだけでページ数だけ増えていく勉強になってしまいます。要は楽な勉強を繰り返して、本来必要な頭を使って考える勉強ができなくなるってことです。これは本当に危険。

みなさん、勉強したときに脳が疲れていますか?脳が疲れる勉強もしないと賢くはならないよ。脳が疲れない勉強は長い時間できるし、そういった勉強も必要だけど、ほんの数分勉強しただけで脳が疲れまくるくらいの勉強も必要だよ。

勉強量とは何をしたか×脳の疲労度だと思ってください。

勉強の仕方

study-time

テキスト

テキストを使った勉強で大事なことは、”読みやすいものを選ぶ通しで読むのは1回だけ”のふたつです。

選び方

まず最初はテキスト選びから始まると思いますが、みなさんはテキストってどこで買っています?

私は必ず書店で一度は手に取って読んでみます。ここで確認することは読みやすいかと言うこと一点のみです。

(余談ですが、簿記やFPの2級3級のように様々な出版社が作成して豊富な種類から選べる資格もあれば、測量士や土地家屋調査士のようにテキストが一択しかない場合や、資格によってはテキストが存在しない資格もあるので承知しておいてね。)

見やすいと読みやすいは微妙に違います。挿絵が多かったり、マンガ風だったり、色彩がカラフルだったり、見やすいとか見栄えが良いテキストもいろいろあります。

でも、大事なのは見やすさや見栄えではなく、読みやすさです。読んでいて頭に入ってくるか、読んでいて疲れないか、読んでいて抵抗感がないか、そういった読みやすさを重視して選びます。テキストが一種類しかなくてそれを読むしかない状況を何度も経験しているので、読みやすさの重要性は身に沁みました。

読みやすければ、それがマンガ風だろうと堅苦しかろうと関係ないです。そもそもテキストが違っても書いてある内容ってほとんど同じなんですよ。だから、同じ内容のものを読むなら読みやすい方が良いと思いませんか?

学校のテキスト(教科書)も学生が選べると良いのですけどね。大学だと、講義を行う教授が書いたテキストを使うこともあるけれど、中学や高校くらいだったら自分で出版社を選べても良いのにね。学校のテキストや参考書って1科目で教科書、問題集、参考書で2000円~3000円くらいしますよね。1学年200人~600人くらいだとして、1科目当たり40万円~180万円くらいの売り上げになりますね。これが3学年で科目分あるから、1200万円~5400万円が各学校ごとの売上になるわけです。だから出版社ごとに既得権争いをするし、いろいろ弊害が出るんですよ。教科書って道具なんだから、学生に好きに選ばせてあげれば良いのにね。せめて、問題集と参考書は個人で好きなもの購入が良いですね。だって読みにくいもの勝手に選ばれて買わされるって悲劇でしかない。

そういう理由で私は買うときには必ず書店で手にとって軽く読みます。実際に買うのは書店で買うことも、ネットで買うこともありますが、読みやすいかだけは手に取らないと分からないからね。

補足ですが、独学のためにネットまたは書店で購入できる話を書いていますが、専門学校や通信教育ごとにテキストがあると思います。それの良し悪しは手に取ってみる機会がないので分からないです。もし、独学ではなくて専門学校や通信教育で勉強したい人は事前に教材の確認ができると良いですね。(実際に確認できるかはわかりませんが。)ちなみに、他の人の意見は参考にならないので人の意見は聞かない方が良いよ。読みやすさは人それぞれだから、他の人には良くても自分に合うとは限らないです。

活用方法

次にテキストの活用方法だけど、通して読むのは最初の1回だけです。1回読んだら通しで読むことはないです。もちろん、問題を解いていて忘れた部分や確認したい部分はもう一度その該当箇所を見直すことはありますが、通しで何周も読み直すのは無駄なことです。

学校で教科書を何度も読むように言われたりしますか?これ、小学校の音読ならわかるんだけれど、中学以上ではやらないですね。1周目で理解して読む。これに尽きます。1回で丁寧に読んで理解する。何周もするってことは、1度では分からないスピードで読んでいるってことだから、スピードを落として1回で読み終えましょう。

知識を入れていくだけなら、軽く「そうかそうか」と読むだけで実際に頭に入っているかは問題演習で行います。理解が必要なものは、このときだけテキストを見ながら理解できていれば充分なのでそれができれいればOKです。ただ、テキスト見ながらでも分からないのに後回しにするのはなしです。その後に分からないが蓄積して読んでいても無駄になります。とりあえず見ながら分かれば良いが、できないときは時間をかけてでも分かるまでそこで立ち止まってください。

(一応、独学の仕方を説明しているつもりなので、他人に聞ける人は聞くのもありです。)

勉強ができない人の特徴に後回しにして良いものと、ここでやり切るしかないものを区別できないっていうのがあります。

内容によっては後から出てくるものとリンクするからここは一定の理解だけで良いよってものもあるけれど、ほとんどは理解しなければいけない順になっているか、それぞれの内容が独立しているものばかりだから、分からないものを放置すると分からないままになるか、積み重ねができずに後ろの部分も分からないになってしまうんです。

だから、テキストは理解をしながら1回しか読まないと心に決めて1通り読んだらおしまいにしてください。

問題演習

問題集の選び方

テキストを1通り読み終えたら、次は問題演習です。

問題集の選び方ですが、どこでどうやって勉強したいかと過去問形式の向き不向きで分けます。

過去問形式の向き不向きですが、宅建士やFPの学科などは過去問形式の勉強に不向きです。所謂、多肢択一式(4択問題)なのですが、理解を深める段階では行ってはいけません。4択問題は正しいものを選べだと正しいものが1つ分かれば残りは分からなくても正解してしまいますし、3つ間違いを見つけると残りは正しいか分からなくても消去法で正解してしまいます。これは試験当日や直前の実践で行うときは良いのですが、学習段階では向いておらず、これをやると理解が深まりません。

なので、試験が多肢択一式の場合は問題集に1問1答形式のものを選びましょう。1問1答形式だと、1問1問〇か×が分からないと正解しないので、自分の理解していないものを潰していくのに効果的です。

本を選ぶか、携帯のアプリを選ぶかは個人の好みですね。できれば、間違えたものを自動でチェックしてくれる機能があればアプリの方が便利だと思います。私の場合は子育て中なので、夜の寝かしつけの際は携帯のディスプレイを暗くしてアプリで、昼は子どもにテレビを見せて本で勉強が多いです。ただし、アプリは有料の物も多く、無料版で試して良いと思えば購入ですが、なかなかそこに行きつかないです。携帯での勉強自体は否定しませんが、夜に長時間使うと睡眠障害になるので、バランスが難しいですね。通勤通学時間に電車の中で短時間勉強の繰り返しには使えるのかもしれません。

多肢択一式ではない試験には過去問は有効です。測量士と建設業経理士1級は過去問を徹底しました。過去問と同じ問題が出るわけではないですが、類似問題は出るし、数値が変わっただけの問題も出るから過去問で充分です。資格試験って分かっていてほしい内容は外さず出る(これは学校のテストも同じです。)から、何年間分をやり切ると当然重要な場所も見えてきますよ。できれば、問題集は単元別になっていたり、数年分を分析した重要問題集の方が効率的です。試験に合格するのって満点を取る必要はなくて、7割~8割で受かりますから、その試験に合わせてどれくらいを取れば良いかを把握しておくのも大事です。

学習方法

問題演習は全体を流して解くかかと単元ごとに繰り返すかを併用すると上手くいきます。

これは時間との問題が含まれているので、自分がどうれくらいの時間で受かりたいのかを考慮してください。

ちなみに全体を通して繰り返すときは1周するのに、時間がかかって定着するまでに時間がかかるけれど、定着すれば忘れていく量は減ります。

単元別に繰り返すと、単元ごとの定着は早いですが次の単元に移ると忘れやすいリスクがあります。

この全体を通すことと、単元別に繰り返すことを併用してある程度定着した段階で総合演習や過去問の実践形式で仕上げます。

単元ごとに繰り返すパターンを紹介すると、全部で6単元あるとすると、

その①

1→2→3→4→5→6を繰り返すのが全体を通す方法

その②

1→1→で1ができるまで繰り返し、2→2→と順次単元ごとできるまで繰り返す方法

その③

1→1→で1ができるまで繰り返し、1→2→1→2→のように単元を累積して繰り返す方法

パターン①だと、一回りするのに時間がかかり、何度も忘れてしまう反面、できるようになればかなり完璧

パターン②だと、1単元ごとの定着は早いが、最後の全体と通すときに最初の単元を忘れている場合がある。

パターン③だと、やりきれば全体が終わるが、最初の単元ほどしっかりでき、最後の単元が薄くなる傾向がある。あと、全体的に時間がかかり、最後の単元まで行きつかないリスク有り。

私の成功例だと、測量士と建設業経理士1級はパターン①でした。宅建士はパターン②でした。

FP2級は少し特殊でパターン①で始めて、時間や定着率で効率の悪さを感じ、パターン②に変更してから、総仕上げでパターン①に戻した形です。

独学の人って自分で計画を立てて勉強するし、自分の手応えで判断できはずだから、上手くいっていないときは途中で変更するのもありです。私も勉強しながら方針変更することがあります。これは違うなと感じているのに間違った方法を続ける意味は無いですからね。

さいごに

学校の勉強方法はあてにならない

独学ではない人って通信教育?専門学校?

他にも中学生や高校生の人にも知ってほしいけれど、学校の勉強方法って学校以外ではあまり役には立たないです。学校って一つの学習方法を全員に強制してしまうと言うマイナス要素があって、それがプラスの要素を超えてしまうと学校の指示通りに勉強していては成長しないことがある。

もちろん、ひとつの学習方法ではあるので、その方法にマッチしていれば伸びるよ。ただし、全体の3割程度の人にしか合わないから、残り7割の人には効果がないか逆に足を引っ張ることになる。

学校のシステムってどんな方法を取っても、全体の何割かには効果があって、何割かには合わないので、合わない人には厳しい環境だね。合わない人に対しても、「他の子には効果が出てます。」って言うでしょ?ちゃんと「私に合わなければ意味がないです。」って言い返せてますか?

学校の学習はひとつの方法の提示なので、合わない子に、「合わないやり方をしてすみません。」って言ってくれれば良いのにね。

中学高校に関しては、学校が1年間の学習計画と、評価方法、提出する宿題・課題を年度当初にすべて提示してくれれば良いと思います。子供にだって予定があるので、毎日宿題を出したりすることって迷惑なときもあります。習い事とか曜日固定である人だったら、その曜日を少な目にして他の曜日を少し増やしたり自分で調整できるのに、今日提示して明日提出なんて、他人の生活に対する配慮がないと感じてしまいます。子供にも生活があるし、毎日が一定ではないので、体調や気分、学習以外の予定がいろいろあって、ひとりひとりの生活があるのです。

テスト前に部活を停止したり、テスト用に宿題を課す学校には疑問を感じます。学習って毎日の積み重ねなんだから、テスト前にやる量を増やす方法を取るとテストでしか勉強しなくなるし、部活もテストだからって1週間2週間停止していたら積み重ねたものが壊れます。特に運動部はテストの度に筋力や心肺機能を落とすことになるから伸びないよね。それよりも年間通して毎日勉強も部活も続けられるような仕組み作りが必要ですね。もちろん休みを作るのも計画の一部ですよ。

もうひとつは朝の学習は効果がないどころか、マイナス面が大きいです。朝早く勉強すると成績が上がるなんてことはないです。もちろん合う合わないの個人差はあります。人によりますが、頭が働き出してから勉強しないと効果が出ないんです。朝の学習+4時間が午前、2時間+部活が午後になっていたら明らかにバランス悪いと思いませんか?まず朝の学習+4時間は集中力が持たずに聞いていない可能性が高いです。ただ座っているだけ、人によっては寝ているだけ。これは個人の問題ではなく、無理な日程を強行している学校の問題です。朝の学習は本当の意味で任意の学習時間であれば良いのですけどね。

勉強って人それぞれ合うやり方があるので、自分にあったやり方を見つけてください。合わない方法を繰り返すとすごい時間を無駄にしちゃうから。

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